新築トイレ・リフォームトイレが臭い原因と下水臭の解決方法【お役立ち情報】

本日はご訪問いただき、誠にありがとうございます。
当ページでは、新築やリフォームトイレの臭い対策についての情報をご提供させていただきます。
　　　ところで新しいトイレは普通は臭わないですよね！しかし、以前次のような事がありました。

“トイレが臭うので見に来てほしい”
という依頼があり早速現場へ行って見ると、それは、新築後１ヶ月くらい使用した公衆トイレでした。
トイレに入った瞬間ツーンとしたすごい臭いを感じました。
新築なのにおかしいな？と思いながら、悪臭の発生しそうな場所を点検しました。

原因は、すぐ発見できました。
処置もかんたんに済みました。悪臭の原因は、点検口（床に設置してある排水管を点検する入り口）の
フタのネジのゆるみでした。

フタのすき間から発生する悪臭が、換気扇に引っぱられてトイレ内に漏れていた訳です。
　フタをしっかり締めることにより、排水管からの悪臭が止まりました。
このケースは、トイレ以外でも、新築でなくとも起こりえる事ですので参考にしていただければ幸いです。

新築・リフォームトイレが臭い原因

　新築トイレ他の臭いの原因は、下記のとおりですが、まず対策以前に、
　設備の問題をチェックして下さい。悪臭は排水管、下水管から上がって
　来ます。その配管には臭気止めのトラップという物が必ずついてます。
　臭気止めのトラップが無い場合は悪臭が遠慮なく出てきます。

　・床にある点検口の不備
　・床排水口の不備
　・便器と床の接続部の不備
　・便器と壁の接続部の不備
　・便器そのものの不備

新築・リフォームトイレの臭い対策

　　床点検口からの悪臭　

　　排水管の清掃や点検をする場所です。まわりの部分が床面に接着して
　　いて、その部分と中央のまるい部分が、ネジにより締められており排水
　　管からの悪臭は上がってこない様になっています。
　　しかし、ネジの部分がゆるんでいるとその部分から臭いが出てきます。
　　ふたをしっかり締めて下さい。
　　また、床面と点検口の接続部分にすき間があるとそこから、臭いが上
　　がって来ます。
　　床面との接続部分からの臭いについては施工業者さんへ依頼された方
　　が良いでしょう。

　

排水トラップからの臭い
床の排水トラップ

　　トイレや浴場に設置されている一般的なトラップです。
　　臭気止のフタのまわりに溝があり、水が溜まるように出来ていて水とフ
　　タで悪臭を止めています。
　　トラップに水が入っていない場合や、臭気止のフタが無い場合又は破損
　　している場合はそこから排水管内の臭いや害虫上がって来ます。
　　又、この状態で換気扇をまわすと益々いやな臭いが上がって来ます。
　　それから水が溜まる部分が汚れていると害虫も発生しやすくなります。
　　トラップ内の汚れを取り常にきれいな水が入っている様にしましょう。
　　しかし、床トラプは洗面台などとは違い、故意的に水をいれなければな
　　りません。そうする事により、配水管の奥の方まできれいになり、悪臭
　　や害虫の発生原を防ぐことが出来ます。
　　

　悪臭や有害害虫をストップするトラップ！

　便器と床のすき間
からの臭い　
便器と床面のすき間からの悪臭

　　まず、便器を止めているネジのゆるみを点検して下さい。ネジがゆるん
　　でいるとネジと便器のすき間や便器と床のすき間から臭いが上がって
　　来ますので適度にネジを締めて下さい。
　　それでも臭う場合は便器と排水管の接続部分の問題があるかも知れませ
　　んので施工業者さんへ頼んだ方が良いでしょう。